luxury esperience and high quality

concept design 03 artless + aq

light-flooded
bath room

新しいバス空間の模索 aq.バスアーキテクトとのコラボレーションによるコンセプトデザイン

軽井沢の自然が身近に感じられるバス空間に 東京と軽井沢で二拠点生活を送るartless代表の川上シュン氏。
aq.のブランディングディレクターも務める川上氏が
軽井沢の自宅のバスルームをさらに居心地のいい空間にするために
鎌田直樹、大坂美保、臼井和也の3名の専属バスアーキテクトのもと
そのサービスを体験してみました。 text by toshiaki ishii (river co., ltd.)
photograph by yu kawakami

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interview

寒冷地にも適した二重構造。

川上今回は、ぼくの軽井沢の家のバス空間のリフォームを、aq.のバスアーキテクトにシミュレーションしてもらいました。最初にその相談をしたのは、2022年8月の終わりごろ。ぼくの軽井沢の家は森の中にあり、朝、昼、夕方と、木立を通してそれぞれ違う印象の光が入るので、Pinterestなどで見つけたグリーンのタイルを使いたいという要望も交えつつ、自然光を採り入れた居心地のいい空間をつくりたいとお伝えしたところから始まりました。

鎌田最近のシステムバス(ユニットバス)では、外からの光を採り込むオプションがあって大開口窓を使った提案なども増えています。ただ、その場合は窓枠に樹脂部品などが使われるので、そうしたチープな素材感を出したくないという要望には対応が難しいのが実情です。そのため、既存の商品ではなく設計要素を入れながら、いかにそういう素材感を出さないかがポイントになります。aq.では実際にどういう開口にしたいか、これまで手がけた案件のバスルーム写真などを参考にしながら、ヒアリングを通してお互いのイメージを擦り合わせていくのが最初のステップになります。

 naoki kamata
1995年入社、浴室工場設計課にて15年間、ホテル客室、集合住宅などの浴室特機設計を担当。2010年より名古屋支店に駐在し、ホテルオーナーや大手設計事務所、ゼネコンに対するオーダー浴室提案(技術営業)を担当。21年よりaq.バスアーキテクト。国内・外資系ホテルや高級分譲マンション、大規模病院の特殊個室といった新築・改修案件のオーダーユニットバスを多数設計。

川上パースでは見えませんが、この左側に大きな窓があって、そこを固定のFIX窓にするのか、それとも開閉できるようにするのかは建築のほうでやるとして、そのほかはaq.のメンバーが内装設計するということで合っていますよね?

鎌田そうですね。バスルームをしつらえる空間に対して、どういう収まりができるのかを考えるのが、我々の仕事になります。CGでつくったパースではわかりにくいのですが、今回は真四角ではない空間をイメージしています。こういうちょっと変わったかたちにも対応できるのもaq.の強みのひとつだと考えています。

川上安全性と品質が担保されているのは前提として、ぼくはシステムバスと在来浴室の工法の違いより、むしろ空間の見え方を優先して考えていたのですが、在来との差異化やaq.らしさはどう表現していこうと考えていますか?

大坂在来と比較をすると、システムバスは掃除のしやすさや防水性の面で安心して長くお使いいただけます。あと、システムバスは浴室自体が暖かいところも大きなメリット。在来が壁や床に直接タイルなどを貼って仕上げをするのに対して、システムバスは家の部屋の中に箱をすっぽりはめ込んだかたちが特徴です。こうした構造が、断熱性、保温性を向上させるため、特に寒冷地では有効だと思います。

 miho osaka
2008年自動車部品メーカーより転職、浴室開発部にて13年間、ハウスメーカー・ビルダー向けオリジナルシステムバスの提案・設計を担当。21年よりaq.バスアーキテクト。家族構成やライフスタイルなど住まう方に寄り添ったバスルームの提案・設計ができることが、aq.の魅力と考え大切にしている。プライベートでは2児の母。

川上二重構造ということですね。

大坂在来が建築工事で浴室空間ができあがっている一方、システムバスは床と壁と天井がすべて独立していて現地で組み立てます。そのため、躯体壁や床と離れており、浴室内を暖かく保ってくれるという長所があるんです。

川上今回のぼくのお願いだと、すべてシステムバスの工法では難しいと思うのですが。

鎌田大丈夫です。窓でいうと二重窓みたいな感じですね。ガラスがひとつあって、空気層があって、もうひとつガラス。そうすると冷気がそこで1回止まるので。その構造とシステムバスの構造は一緒です。

川上システムバスの壁にタイルを貼るとなると、かなりの手間になるのではないでしょうか?

臼井システムバスでもきちんとタイルを貼れる下地があり、技術的にも確立されています。パネル自体にウレタンが入っているので、タイルを貼っている下地に断熱効果があって、保温材などをプラスしなくても暖かさが担保できています。

 kazuya usui
2015年入社、浴室工場設計課にて7年間、ホテル客室、集合住宅などの浴室特機設計を担当。21年よりaq.バスアーキテクト。外資系ラグジュアリーホテル浴室を中心に設計し、ホテル改修工事での浴室リフォーム実績も多数。

鎌田壁もそうですし、床と天井も同じで独立構造になっていて、やろうと思えばそこにも断熱材となるウレタンを吹き付けられます。箱全体を保温するというかたちなので、真冬の軽井沢でも大丈夫です。

タイルの色は特注で対応。

川上最終的にグリーンのタイルはどのように考えましたか?

鎌田特注でつくることにしました。ひとつの参考になるのが、自社の窯変ボーダータイルを縦使いするイメージです。この自社製品をオリジナルの色で焼こうと考えています。タイルは焼き物なので、つくろうと思えばいろんな色がつくれるんですよ。

臼井特注品に関しては、自社でタイルを焼けるので、例えばベースになる色をいただいて、それに合わせたもの、一段階薄くしたもの、一段階濃くしたものの3つのサンプルを用意することもできます。それを見て、「もう少し濃いほうがいい」「薄いほうがいい」といった話し合いを経て、実際にパネル化していくとか。タイルの色の特注は、幅広く提案できますし、どんな色でもできると自負しています。

川上少しデザインに飽きたので交換したいという場合にも対応できますか?

鎌田そこがシステムバスのよさでもあるんですが、一部の交換で済みます。一方、在来で機器を埋め込んでしまっていると、そこを壊さないといけないことがあります。システムバスではパネルを外して付け直せばできてしまう手軽さはありますね。

川上aq.はバスデザインの経験豊富で知見もたくさんあるので、いろんな相談をしながら打ち合わせを進めていけるのは心強いですね。

鎌田イメージが具体的になっていくなかで、打ち合わせには候補の現物サンプルなどをお持ちしたり、その要望にはこういう設計ができますという紹介をするための事例や図面の用意もあります。建築家だったら図面が必要ですし、エンドユーザーだったら現物や写真のほうがわかりやすい場合もあるので、相手によって使い分けています。

臼井川上さんは、エンドユーザーにあたりますが、「建築家を通してほしい」という人もいれば、「直接、施主と会ってほしい」という建築家もいます。そういう場合は、建築家と施主とぼくの3者でお会いして、「ここはタイルにできます」「ここは特注色ができます」「水栓はこのあたりでいかがですか?」と、PC画面でマテリアルを見ながら打ち合わせをします。逆に、施主が同席せずに建築家さんとオンラインで打ち合わせしたうえで、システムバスにした場合のパースを起こして「これでいかがですか?とやり取りするケースもあります。リフォームの場合は建築家がいないことが多いので、リフォーム業者と直接エンドユーザーの自宅におうかがいして、現場調査で、いま何が入っているのかとか、ここを改善してほしいとか、直接お話を聞く流れになります。

水栓金具などの選択肢も豊富。

川上シャワーヘッドなどの水栓金具は、デザイン性の高いものを入れたいとリクエストしたときに教えてもらったのがGESSI(ジェシー)という水栓金具ブランドでした。デザイン性、機能性を含めて海外ブランドと国内ブランドの違いはありますか?

鎌田日本ブランドは実用性、使いやすさを求める傾向が強い印象があります。水栓金具はドイツが有名で、水栓界のロールス・ロイスといわれるDORNBRACHT(ドンブラハ)も、hansgrohe(ハンスグローエ)もドイツのブランドです。ドイツは日本と近いところがあって、質実剛健というか、実用的なデザインが多く、昔からトレンドリーダー的な役割を担っています。GESSIはイタリアのブランドで、ファッションにかなり寄せています。あと特徴的なのは、切削技術が優れていて、ほかではやらないようなカットや加工・切削なども多く、面白いデザインが豊富ですね。

臼井切削技術というのは、金属をカットする技術で、指輪のカットみたいにシャワーヘッドに線を入れたりとか。こういう仕上げは結構難しくて、ステンレスなどにもできるのがGESSIの強みのひとつです。国内の水栓ブランドではあまりやりませんが、仕上げに対して削っていくことで凹凸のある見え方になります。

川上なるほど。ぼくの希望としては、コッパーや少しゴールドっぽい色の水栓金具を使いたかったのですが、そうすると国内ブランドではあまりないんですか?

鎌田国内ブランドではやはり選択肢は少ないですね。トレンド面で欧米の後追い傾向が強いので、感度が高いのは海外ブランド。水栓金具の塗装に関しては、GESSIでは約30色あって、おそらく水栓金具メーカーのなかでは最も多いと思います。GESSIには4種類の塗装技術があって、そのひとつであるPVD塗装(※1)は自社で色の開発までしています。ほかのブランドは外注するらしいので、色の広がりが少ないと聞いたことがあります。
※1)Physical Vaper Deposition(真鍮蒸着メッキ)の略称。一般的な亜鉛メッキより薄くて強く、メッキ層が一層多いことで色表現の幅が広がるのが特徴。

川上現在の家はシステムバスなんですが、家づくりの際に決められた選択肢のなかから選ぶか、それでなければ在来というチョイスでした。その点、aq.は自由度が高いのがいいですよね。ぼくはこのシャワーなどの水栓金具がシルバーだったら空間が面白くならないと思うんですよ。金具がアクセントになっているから、ほかのバス空間とは少し違う。特にここは、ぼくのこだわりが表れたところですね。

鎌田海外の水栓金具でいうと、日本で使うにはひとつハードルが存在していて、日水協(日本水道協会JWWA)やJISなど日本の水道法に適合させる必要があります。海外製品を直輸入でもってきた場合、その基準をクリアしていないと問題になるので、法規制や日本独自の基準などに合っているかをチェックするのも、我々の大事な仕事のひとつとなっています。

川上友人がシャワーヘッドを直輸入したらはまらないと言っていました。あと水圧が弱かったようで、せっかくウォーターフォールにしたのに水がちょろちょろとしか出てこないらしいです。これは似たような話ですかね?

鎌田似たような話ですね。結局、その水栓がどれくらいの水圧に適合しているか、いわゆる使用可能水量と適応水量の話になります。使うのに適した水量があって、そういった海外のウォーターフォールは概ね必要水圧・水量が高いんですよ。それを求めようとしても、国内で普及している省エネ型の給湯器などでは足りない場合があります。

大坂その場にわたしたちがいたら、事前に「給湯器のパワーはどのぐらいですか?」とか、いくつかお話をして注意点を伝えて、それでも使用したいのであれば「こういうのもあります」という提案ができたと思います。

鎌田初めて使うものはどういう挙動を起こすかわからないので、きちんと現物でチェックするのもaq.のプロセスには入っています。各水栓金具で最適流量というのがあるので、水圧条件などがわかっていれば、その条件でやってみることが大切です。その範囲を上下とも超えてしまうと、使い勝手としては問題が出てきますよね。そこはプロ目線でバランスをとらないといけないところですね。

川上ほかに注意すべき点はありますか?

鎌田ホテルやマンションでは下層階と上層階で水の出方が違う場合があるのと、最近ではサスティナブルの観点から建物全体で水の使用規制をするケース(※2)も増加中です。例えば、シャワーの流量を1分間何リットル以内に抑えなさいといった規制があるなかで、何がいちばん適しているのかという選定のしかたが多くなっていますね。そのため、各社とも少ない流量でより浴び心地のいいものの開発に力を入れていて、ホームセンターなどの売場にいくとシャワーヘッドが何十種類もあるほど人気商品になっています。
※2)非営利団体の米国グリーンビルディング協会(USGBC)が開発・運用するビルド・エンバイロメント(建築や都市の環境)の環境性能システム「LEED(Leadership in Energy & Environmental Design)」では、水使用効率の評価項目があり、建物内の節水率に応じてポイントが加点される。

ジャパン・クオリティの置き型バス。

川上一軒家だったらいいけれど、マンションの場合はシステムバスじゃないと難しいことはありますよね?

臼井システムバスが在来に勝る部分は、やはり機能面での防水性。下の階に住人がいて家財道具を濡らす分にはお金で弁償できるかもしれませんが、カビ発生による健康被害といったトラブルも起こり得るので、やはり防水性は、とても重要になります。また、後々のリフォームのことを考えると、同サイズの箱ものであればシステムバスからシステムバスへの交換は比較的容易に可能ですが、在来だと壊してみないと配管がどうなっているかわからないことも少なくありません。特にヴィンテージマンションなどは図面もあまり残っていないので、なかなか思い通りにいかないというケースもよく聞きます。そういった面でも、在来と比べて優位性があるとは思います。

川上ハーフユニットとシステムバス、在来工法の違いをわかりやすく説明すると?

大坂在来は湿式工法という建築工法で、そのまま壁に直接タイルを貼って仕上げるやり方です。ハーフユニットはその名の通り、床から壁の立ち上がりまでの半分をシステムバスのような樹脂もので仕立てていて、その上は建築工事で施工します。システムバスは床・壁・天井の6面が独立した(工場で生産した)工業製品で、現地で床を敷いて、壁を立てて、天井を載せて組み立てます。そのなかで、aq.はシステムバスに分類されます。

鎌田構造的にはシステムバスですが、案件によって天井だけ建築工事でやりましょうといったフレキシビリティはあります。

臼井あとaq.では、異形も含めて一般的なカタログサイズ以外のものがシステムバスで自由にできるところも大きいと思います。今回のパースも、サイズをフリーでオーダーしている前提です。

川上バスタブも「こんな感じ」と言って、SNSで見つけてきた画像を参考に選んでいただきました。

鎌田スタンディングの置きバスが希望とのことで我々もいろいろ探しましたが、最終的に選んだのは、広島県で鋳物ホーロー浴槽を製造している大和重工というメーカーでした。ここはオーダーメイドの浴槽も手がけているため、特注のバスタブをイメージしています。鋳物ホーロー浴槽は高級ホテルに多く採用されていて、30〜40年使用しても光沢が失われずにきれいに使えて、高級感がある。深みのある白を表現できるのは唯一無二だと思っています。

川上質感はどんな感じですか?

鎌田陶器に近い印象ですね。ホーロー釉薬が上にかかっているので、透明感があって深い白というか。ホーロー浴槽には鋳物ホーローと鋼板ホーローの2種類があり、どちらも同じホーロー浴槽なのですが、材質とホーローの加工方法が違う(※3)ので両者の表情はまったく異なります。鋳物ホーロー浴槽のほうが質感に優れていて、高級感があります。
※3)鋳物ホーローは鋳鉄、鋼板ホーローは鉄と材質が異なる。また、ホーローのかけ方も、鋳物ホーローが乾式(粉)なのに対して、鋼板ホーローは湿式(液体)と異なるため、ホーローの奥行き感に違いがある。

川上海外ブランドの置き型バスはどうですか?

鎌田海外のほうが置き型バスは多いです。というのは、やはりバス文化の違いがあって、欧米はお風呂だけじゃなくてトイレと洗面が一体になった大きな空間をバスルームと呼ぶのと、彼らには洗い場という概念がないんですよね。バスタブの中でシャワーを浴びて顔・髪・体を洗う習慣があるので、バスタブが単体で置いてあることが多いです。一方、日本は埋め込みタイプが多くて隣に洗い場があるので、そういう文化の違いからバスタブのかたちが変わってきます。

川上海外のほうがバスタブも大きいですもんね。

鎌田日本では160センチ程度が主流ですが、海外は180〜200センチのものもたくさんあります。日本人は欧米人と比べて背が低いのと、高齢者の方が溺れる危険性を回避するという意味で、あまり大きな浴槽をつくらない傾向があります。サイズは施主の年齢やライフステージによっておすすめするものが変わってきますね。

川上ここまでくるのに2〜3カ月ほどかかりました。まずはぼくがリサーチをして、ラフなイメージを平面図とパースにしてもらって、「バランスはこうかな」「サイズはこうかな」といったことをして。商品選びで1〜2回のやり取りがあるので、合計4〜5回ぐらいのキャッチボールでおおよその方向性が見える感じですね。

鎌田あとは金額調整と納期ですよね。工期については、今回のようにフリーサイズでの設計だと4カ月というのが目安です。ただ、最近は海外製品を使う場合は、輸入に最大6カ月かかることもあり、工事の初期段階で必要な部品などが入荷しないと、そこに納期全体が引っ張られます。ただ、納期がかかる製品が事前にわかれば、そこは承認をもらって先行発注をしてスケジュール調整をします。設計期間があって、その後見積もりがあって、コスト調整に入るんですけど、実はそこが長かったりしますね(笑)。

よいものを長く使うための10年保証。

川上実際は、このあとパースに合わせて最終図面を起こしてもらうことになるんですが、このバスルームの想定サイズはどれくらいでしょう?

鎌田見えているところで最低200センチ。220センチあると比較的ゆったりできると思います。手前の奥行き関しては、220〜240センチくらいあるとかなりゆったりした空間になると思います。あとは脱衣場とのバランスですね。脱衣場が極端に狭くなってもおかしな空間になるので、そのバランスを考えて設計するのも大事だと思います。

川上220センチ四方の正方形で、手前にコンパクトな脱衣スペースあるのが、ぼくはいいと思っています。そばにトイレがあったりするので。あとはアフターケアのメインテナンスですよね。

鎌田システムバスを含めた住宅設備商品の保証は、お引き渡しから2年間というのが一般的ですが、aq.では10年にしています。オーダーの部分が多くなると、どうしても通常のシステムバスより問題が生じる可能性が高くなるので、そうした不安を少しでも解消できるように保証期間を長く設けました。さらに、年1回訪問して使用上問題がないのかを浴室のプロ目線で見て点検します。そこで使っている人が気づかない問題点などがあれば、修理の提案をする体制をとっています。

大坂実際に水栓から水漏れがするなど目に見えるようなトラブルは、そう頻繁に起こらないと思います。起こるとすれば、目に見えないところで水が漏れていたり、部品が劣化していて、気がついたときには手遅れになるケース。それも滅多にあるわけではありませんが、あったときに事故につながるので、年次点検で訪問したときに「使用するなかで何か困りごとはありませんか?」といったヒアリングをしながら、事前にトラブルのもとを見つけ出すことは大事だと思います。

臼井従来のシステムバスだと、水が出なくなってから連絡があるとか、パッキンが切れて水が漏れてしまってから連絡をいただくことが多いので、aq.ではそういうイメージを払拭したいというか、そういうところにも価値を見出していきたいと考えています。定期的に点検を行うことでたいていのトラブルは未然に防げるので、よいものを長く使っていただけると確信しています。

profile

川上シュン   shun kawakami
artless Inc.  代表

1977年東京都生まれ。独学でデザインとアートを学び、2001年artlessを設立。グローバルとローカルの融合的視点を軸としたストラテジーからデザイン、そして、建築やランドスケープまで包括的なブランディングやコンサルティングを行っている。受賞歴は、NY ADC Young Guns 6, NY ADC, NY TDC, ONE SHOW, D&AD, RED DOT, IF Design Award, DFA: Design for Asia Awards など、多数の国際アワードを受賞。また、アーティストとしても作品を発表するなど、その活動は多岐に渡る。
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